PCGSそれともNGC?
結論から申し上げると特徴があるだけで違いはないといえます。
ただこのように聞くことがあります。
NGCからPCGSへ再鑑定を行ったところ同じ鑑定がつかなかった。
そうですね、そのようなことは十分起こり得ます。
これはNGCがPCGSより後に設立されたため当初は鑑定を緩く行ったためです。
そのコインが比較的出回っており、そのコインの場合、このようなことが起きます。
ただこんな声が聞こえてきそうです。
それならなんで再鑑定してPCGSで同じグレードがつかないの?
NGCの修復サービスをすると鑑定番号が変わるため一見新しく鑑定された番号のように見えますが実は昔に鑑定されたコインを修復しているケースがあります。
じゃあPCGSのほうが安全じゃんと言いたいところですが、コインを見て明らかにPCGSのほうが悪いということも多々あります。
現在の鑑定会社の特徴です。
PCGSは鑑定のバラつきが大きいため、厳しいといえる時もあると言えます。
NGCは鑑定のバラつきが少ないが、緩いこともあります。
コインを投資として考えた場合、大きな判断基準は繰り返しになりますが、希少性、人気、状態ですね。
鑑定の数字はこの「状態」の判断基準の一つです。