アンティークコインは、富裕層や投資家などから高い注目を誇っています。
その理由は色々ありますが、その中の1つが「節税」です。
富裕層や投資家の中には、税金対策の一環としてアンティークコインを利用している方もいます。
そこで気になるのが、アンティークコインは節税につながるのかです。
今回は、アンティークコインが節税につながる理由について紹介していきます。
また、アンティークコインの節税以外の魅力も解説していきます!
- 実勢価格と相続税評価額に差がある
- 時価が安いうちに贈与もOK
- 小分けにして贈与することも可能
税金や経済状況に強いアンティークコイン投資。おすすめ金貨や節税ポイントを徹底解説
アンティークコインが節税につながる理由
アンティークコインが富裕層や投資家から人気の理由の1つが「節税」です。
税金対策につながる理由は、「実勢価格と相続税評価額に差がある」「時価が安いうちに贈与もOK」「小分けにして贈与することも可能」の3つが挙げられます。
それぞれの理由について、詳しく紹介していきます。
- 実勢価格と相続税評価額に差がある
- 時価が安いうちに贈与もOK
- 小分けにして贈与することも可能
実勢価格と相続税評価額に差がある
アンティークコインは、相続税の節税に有効です。
その理由は、実勢価格と相続税評価額に大きな差がある場合が多いからです。
アンティークコインの相続税は、時価によって課税されます。
つまり、アンティークコインを購入した当時の値段ではなく、アンティークコインの所有者が亡くなった時の価値によって定められるということです。
そして相続税評価額は、「売買実例評価額」もしくは「精通者意見価格」を参考にするのが一般的です。
売買実例評価額は、市場で類似品が取引されている価格のことです。
精通者意見価格は、アンティークコインを扱っている業者など専門家による評価のことを指しています。
実際に、その時点で取引されている価格と相続税法上の時価は異なるため、相続開始時の時価が市場の相場より安ければ安いほど相続税の節税効果があります。
これらの相続税評価額は、実際に取引されている実勢価格よりも低い価格になる傾向があります。
そのため、この差が大きければ大きいほど節税につながるのです。
時価が安いうちに贈与もOK
アンティークコインが節税対策につながる理由として、時価が安いうちに贈与ができることも挙げられます。
アンティークコインの価値は需要と供給で決まりますが、古いコインは二度と鋳造されないため供給が増えることはありません。
つまり枚数が年が経つに連れ減少するアンティークコインは、希少価値が上がり続ける安全資産とも言えます。
商品 | 5年 | 10年 |
クラシックカー | +162% | +490% |
アンティークコイン | +92% | +232% |
ジュエリー | +65% | +156% |
絵画 | +28% | +226% |
時計 | +35% | +67% |
上の表を見ればわかるように、希少価値の高い有形資産の中でもコインの価値は安定して上昇していることがわかります。
しかし、需要がなければ価値が高騰することはありません。
価値が高騰する前に贈与しておけば、まだ安い金額の納税で贈与することができます。
その結果、相続税・贈与税の税金対策につながるのです。
「クラシックカー」、「絵画」、「時計」などの有形資産は維持費、管理費、メンテナンス費などが発生します。
アンティークコインであれば、維持費、管理費が発生することはほとんどありません。
小分けにして贈与することも可能
アンティークコインが節税対策になるのは、小分けにして贈与できるからです。
何枚ものアンティークコインを保有している場合、数年に分けて贈与することができます。
現在日本では、贈与税の基礎控除額は110万円です。
贈与税は、一人の人が1月1日から12月31日までの1年間にもらった財産の合計額から基礎控除額の110万円を差し引いた残りの額に対してかかります。
したがって、1年間にもらった財産の合計額が110万円以下なら贈与税はかかりません。(この場合、贈与税の申告は不要)
引用:国税庁
そのため、まだ価値が高騰していないアンティークコインで、贈与税評価額が110万円以下なら贈与税なしで贈与することができます。
家や土地などの不動産贈与を考えた場合、評価額を110万円以内にすることは非常に難しい一方で、アンティークコインであれば数十万円台ぐらいに抑えることが可能です。
そのような点からアンティークコインは贈与税無しで贈与できる資産だと言えます。
小分けにして贈与することによって、相続税・贈与税の対策につなげることができるのです。
アンティークコイン魅力は節税だけじゃない
アンティークコインが富裕層や投資家に人気の理由は、節税だけではありません。
他にも、魅力的な部分があるのでアンティークコインは注目されています。
そこで、節税対策以外のアンティークコインの魅力について紹介していきます。
現物資産で管理もしやすい
アンティークコインの魅力の1つが、現物資産で管理もしやすいことです。
アンティークコインには希少価値があるため、現物資産として扱うことができます。
現物資産の場合、管理・保管が大変なものが多いです。
しかし、アンティークコインは管理・保管がとても簡単です。
不動産やクルマのように面倒な登記も必要ありません。
安全な現物資産で、なおかつ管理・保管が簡単なところが魅力的です。
洗練されたデザインは美術的価値も
アンティークコインには、洗練されたデザインで美術的価値も高いことが魅力として挙げられます。
資産としての価値はもちろんですが、美しいデザインは美術的価値もあります。
しかも、数百年前に使用されていたコインというだけで、ロマンを感じることができるはずです。
もしかしたら、歴史上の人物が触れていた可能性もあります。
アンティークコインの美術的価値・歴史的価値は、とても魅力的です。
そのため、富裕層や投資家だけでなく、実は収集家・コレクターからも人気を誇っています。
価値が下がりにくい
上記でもお伝えしましたが、アンティークコインは価値が下がりにくいという特徴があります。
理由はアンティークコインの「希少性」です。
アンティークコインは紀元前から1900年代まで2000年以上の歴史を誇っており、それらのコインは二度と鋳造されることがないので、今後増えることは一切ありません。
アンティークコイン市場は多くのコレクターと投資家により市場が成り立っていて、枚数が少ない希少性の高いコインの需要は高まり、それに伴って価格が上昇してしているのが現状です。
また、最近ではコインに描かれたデザインや歴史の素晴らしさに、ファンになる人が増え続けています。
このような傾向も、コインの供給を減少させコインの価値が下がりにくい要因の1つになっています。
維持費や管理費がかからない
維持費や管理費がかからないということは、有形資産を管理する上で重要な要素のひとつです。
アンティークコイン以外の希少価値の高い有形資産に「クラシックカー」や「絵画」などが挙げられます。
どちらも5年後、10年後の価値上昇率は、アンティークコイン同様に高いのです。
しかし、これらは維持管理をするのに、大変な手間がかかる上に、それに伴う費用も発生します。
一方のアンティークコインは場所を取ることなく、面倒なメンテナンスなどもほとんどする必要がありません。
- 面倒くさいメンテナンス一切不用
- 特別に保管場所を用意する必要がない
- 維持費0円
これを見てわかるようにアンティークコインほど、維持・管理コストが低い有形資産はないといえます。
他の資産よりも匿名性が高い
アンティークコインのメリットとして、支払調書を提出する必要がないとうことが挙げられます。
支払調書とは個人や法人に対して、「誰に、どんな目的でどのぐらいの金額を年間払ったか」を税務署に報告するための書類のことをいいます。
投資家の中には「できることなら、取引の実態を税務署に知られたくない」と考える人もいると思います。
その点では支払調書の提出義務がないアンティークコイン投資は、そのような人にもオススメです。
さらにアンティークコインは大きな家や、高級車などとは違い第三者に資産を保有していることを知られてしまう心配がありません。
他人に自分が保有している資産を知られたくないという人も少なくはないので、
このような点からも資産の匿名性が高いアンティークコインは注目されています。
アンティークコインタウンの公式LINEを登録しよう
アンティークコインタウンの公式LINEではアンティークコインに関するお得な情報を日々お届けしています。
アンティークコインタウンはオンラインでアンティークコインを販売している専門店です。
この章ではアンティークコインタウン公式LINEの魅力について解説します。
会社名 | アンティークコインタウン |
---|---|
ロゴ | |
公式サイト | http://www.antiquecoin-town.com/ |
- 値上がりしたアンティークコインの情報を入手できる
- アンティークコインで勝つ方法がわかる
- アンティークコイン投資のリスクがわかる
値上がりしたアンティークコインとは?
アンティークコインを最近知った人の中には「アンティークコインってどのくらいの価値があるの?」と気になる人もいると思います。
一般的にアンティークコインの価値は、流通しているコインの希少性と歴史に比例します。
高値で取引をされているコインが多くありますが、中でも「1908年 オーストラリア100コロナ金貨 通称「雲上の女神」」の例をご紹介します。
出典:野崎コイン
このアンティークコインは、オーストラリア皇帝フランツ・ヨーゼフが皇位60周年を記念して作り出されたものです。
2010年と2016年の6年で取引されたオークション価格を比較しました。
2010年のオークションでは、6325ドル(日本円で約70万円)で取引されていました。
同じコインが2016年には、47,000ドル(日本円で約510万円)で取引されたのです。
その差額は、450万円で投資金額の7倍です。
6年で7倍ですので、年率も116%も利回りを上げ続けています。
アンティークコインが数倍の価値を生む投資対象であることが分かります。
アンティークコインで勝つ方法
アンティークコイン投資で気をつけなければいけないことは、「偽物を購入しないこと」「いますぐ即金性のある投資ではない」の2点です。
アンティークコインは、偽物のコインも存在します。また厄介なことに、年々偽物のコインの質が上がっていることも事実です。
実物を実際に見て購入できれば一番ベストですが、アンティークコインはネットでも購入がほとんどです。
そのため、偽物を購入してしまうリスクがあります。
このようなリスクを避けるためにも、実績があり安心して購入できるお店を選ぶ必要があるのです。
アンティークコインタウンは世界最大の鑑定機関である「NGC」「PCGS」に8年間で1000枚以上の売買実績があります。
「NGC」や「PCGS」で認められたコインは、本物且つ最高品質であることを証明できます。その上でこの最高峰の鑑定機関に認定された専門家として日々取引を行っています。
アンティークコイン投資のリスク
ここまでアンティークコインのメリットを紹介してきましたが、もちろんリスクもあります。
アンティークコイン投資のリスクは、「価格変動」「大量発掘」「盗難・紛失」「偽造」の4つです。
- 価格変動
- 大量発掘
- 盗難・紛失
- 偽造
アンティークコイン投資のリスク①:価格変動
アンティークコインは価値が下がりにくい商品であると紹介しましたが、場合によって価格変動することはあります。
その時の経済状況によって、買った時より安くなる可能性はゼロではありません。
アンティークコイン投資のリスク②:大量発掘
今は、数が少なく希少価値があるアンティークコインでも、今後大量に発掘される可能性もあります。
流通量が増えた場合、価値が下がることもあります。
アンティークコイン投資のリスク③:盗難・紛失
家に強盗が入った場合、盗難に遭う可能性もあります。できるだけ目立たない所に保管するか、
金庫などに入れて保管すると安心です。
アンティークコイン投資のリスク④:偽造
最近は偽造品も出回っており、またそのクオリティ上がってきています。
できる限りアンティークコインのプロがいて、信頼できるところで購入しましょう。
アンティークコイン節税まとめ
アンティークコインは、節税に利用することができます。
上手に活用することで、相続税や贈与税などで税金対策につなげることができるのです。
節税は脱税とは違って違法行為ではありません。
そのため、富裕層や投資家はアンティークコインを利用し、上手に節税を行っているのです。
しかも、アンティークコインの魅力は節税だけではありません。
管理・保管しやすい現物資産や美術的価値・歴史的価値も魅力となっています。
アンティークコインには、節税プラスαの魅力があるのです。
アンティークコインによる節税に挑戦してみてください。
アンティークコインタウンの公式LINEではアンティークコインに関するお得な情報を日々お届けしています。
- アンティークコインは節税になる
- 維持費・管理費がほとんど発生しない
- アンティークコインタウンの情報をチェックしよう