世界史でも登場する尊厳王「フィリップ2世」。
フランスのフィリップ2世はフランス統一王権の基礎を作ったと言われており、今日でも絶大な支持を得ています。
アンティークコイン業界でもフィリップ2世のアンティークコインは数多くあります。
そこで、この記事ではフィリップ2世の歴史について解説します。
- フィリップ2世は尊厳王という尊称を持つ
- フィリップ2世はフランス国内でも高い人気がある
- フィリップ2世のアンティークコインを買うならアンティークコインタウン
目次
フィリップ2世の歴史を解説
フィリップ2世はフランスのカペー朝第7代の王です。
フランスでは尊厳王(オーギュスト)と呼ばれており、今日のフランスの基盤を作った人と言われています。
なぜ、フィリップ2世は今日でも絶大な人気を誇っているのでしょうか。
この章ではフィリップ2世の誕生から晩年までを詳しく解説します。
- フィリップ2世の歴史概要
- フィリップ2世の歴史①:誕生
- フィリップ2世の歴史②:即位
- フィリップ2世の歴史③:第3回十字軍
- フィリップ2世の歴史④:領地拡大
- フィリップ2世の歴史⑤:ブーヴィーヌの戦い
- フィリップ2世の歴史⑥:晩年
フィリップ2世の歴史概要
フィリップ2世の歴史について、主な出来事を時系列順にまとめました。
当時のフランスは国という概念はなく、誰がどの地域を支配しているかという考え方が主流でした。
フィリップ2世もフランス王国にあったカペー王朝の第7代の王として即位します。
フィリップ2世の歴史①:誕生
フィリップ2世は現在のフランスにあるヴァル=ドワーズ県のゴネスで誕生しました。
ヴァル=ドワーズ県はこの位置にあります。
出典:Wikimedia commons
フィリップ2世はルイ7世とアデル・ド・シャンパーニュの間に生まれました。
当時のフランスは王位継承権を有する男性がいなかったため、フィリップ2世の誕生はフランスにとって重要であり、多くの人々から期待されていました。
幼少の頃はかなり病弱であり、病によって命の危険に晒されることもありました。
その時にルイ7世がヘンリー2世と戦争中だったのにも関わらず、治癒祈願のためにイングランドの、聖トマス・ベケットの祠に行ったというエピソードがあります。
フランスにとってフィリップ2世の存在がとても重要ということがわかります。
出典:Wikipedia
アンティークコイン投資ブログ編集部
王位継承権のある男性が誕生したことで、イギリスに吸収される恐れが無くなりました。
当時のフランスから見ると、フィリップ2世の誕生は待望だったと言えます。
当時のフランス王権
フランス王家であるカペー家は、もともとパリ伯爵でした。
10世紀にカロリング朝が断絶し、選挙によってフランス王に選ばれたものの、支配地域は本領であるイル=ド=フランスと各地に散らばる若干の王領のみでした。
ノルマンディー公やフランドル伯といった同程度の実権しか有していなかったのです。
歴代の王は王権の強化を図りましたが、ノルマンディー公がイングランド王を兼ねて強力になると、これに対抗するのに精一杯でした。
ルイ7世はアリエノール・ダキヌーテと婚姻したことで一時はアキテーヌ公領を支配下に加えることに成功しました。
しかしその後ルイ7世はアリエノールを離縁し、ヘンリー2世と結婚させてしまったのです。
その結果イングランドから南フランスまでを有する強大なアンジュー帝国を誕生させてしまいました。
ルイ7世には男子の跡継ぎもなく、プランタジネット家に併合されてしまうかもしれないという不安定な状態でした。
そのような状況の中で生まれたのがフィリップ2世です。
待ちに待った男子の跡継ぎの誕生にルイ7世は歓喜したことでしょう。
フィリップ2世の歴史②:即位
1180年に父、ルイ7世が崩御されたため、息子のフィリップ2世がカペー王に即位しました。
王位を確実にするために、フィリップ2世が14歳の時に、父と共同統治をすることでキャリアを身に着けました。
そしてカロリング家のエノー伯ボードゥアン5世の娘、イザベル・ド・エノーと結婚し、皇太子ルイ8世が誕生しました。
出典:Wikipedia
ルイ8世が誕生したことでフィリップ2世がいるカペー家とイザベル・ド・エノーがいるカロリング家の親交が深くなり、統合を果たします。
アンティークコイン投資ブログ編集部
ルイ8世という自分の後継者が生まれました。
早い段階でフィリップ2世の跡継ぎが誕生したことによる精神的安定は大きいですね。
フィリップ2世の歴史③:第3回十字軍
「イスラムの擁護者」と呼ばれていたサラディンによって征服されたエルサレムを奪還するために、フィリップ2世は第3回十字軍に参加。
この時、第3回十字軍に興味がないフィリップ2世はリチャード1世と共に、イェルサレム王国の都市、アッコンを征服したのちに、病気を理由にフランスに帰国します。
そしてリチャード1世がいない隙にフィリップ2世がノルマンディーに進行し、リチャード1世の領地で軍事的に重要だったジゾール、ヴェクサン、エヴルーを奪取することに成功します。
出典:Wikipedia
このことを知ったリチャード1世はいち早くサラディンと和解し、1194年にフレトヴァルの戦いによって、リチャード1世が勝利し、リチャード1世に占領地を返還。
フィリップ2世はリチャード1世に敗北しますが、1199年にリチャード1世が亡くなります。
そのため、今後はフィリップ2世とリチャード1世の弟ジョンとの戦争に続きます。
アンティークコイン投資ブログ編集部
リチャード1世は戦上手として知られています。
フィリップ2世はあと一歩及ばなかったのですね。
フィリップ2世の国を巻き込む離婚問題
調度この戦争中にフィリップ2世の離婚問題が生じます。
1190年にイザベルが亡くなると、フィリップ2世は1193年にデンマーク王ヴァルデマー1世の娘インケボクと結婚します。
結婚したもののフィリップ2世は彼女を気に入りませんでした。
なぜ結婚したんだと思ってしましますが、その後すぐにフィリップ2世は離婚宣言をします。
そして1196年にバイエルン貴族のアンデクス伯兼メラーノ公ベルトルト4世の娘と結婚しました。
しかしここで前妻インケボクが離婚は認めないと言い出します。
インケボクはローマ教皇にフィリップ2世の結婚を重婚として訴えました。
ローマ教皇はこの訴えを容認し、フィリップ2世とアニエスとの結婚を無効にし、インケボクと死別しない限りフィリップ2世の再婚を禁止にしました。
フィリップ2世はこれに抵抗し、アニエスを妻とし続けたため、1198年に新教皇インノケンティウス3世はフィリップ2世を破門にし、フランスを聖務禁止としました。
その影響でフランス国内では洗礼、結婚、ミサ、葬儀までも行われなくなりました。
埋葬されない遺体が墓地に並べられ、不衛生状態が続き、伝染病が流行しました。
フィリップ2世の離婚問題がフランス国内を巻き込んだ事件ともいえるでしょう。
フィリップ2世の歴史④:領地拡大
1199年にジョンがイングランド王として即位するが、重税や離婚問題が発生したことがきっかけで領内での求心力が下がります。
1200年、離婚問題を抱えていたジョン国王が裁判に出廷しなかったことでフィリップ2世がジョン国王が有する全領土を剝奪することを宣言します。
その3年後にジョン国王の甥にあたるブルターニュ公アルテュールを殺害したことがきっかけで、多く領主がジョンを見限り、領内にあったノルマンディー、メーヌ、トゥレーヌ、アンジュ―、ポワトゥーが降伏。
この結果、フィリップ2世は多くの領土を獲得した一方で、ジョン国王はガスコーニュ以外の全ての領土を失ってしまいました。
ジョンに対する評価は最悪で、「ロビン=フッドの冒険」では悪役として描かれ、聖職者が記した書物には「無能」や「嘘つき」、「卑劣」と記されています。
そしてジョン国王の死後、今日に至るまで誰もジョンを名乗る人はいません。
アンティークコイン投資ブログ編集部
ジョン国王がリチャード1世くらい強かったら歴史は変わっていたかもしれませんね。
今ではジョン国王のことを「失地王」として蔑んでいる人も少なくありません。
フィリップ2世が行ったフランスの外交と内政
フィリップ2世が行った外交では、神聖ローマ帝国のホーエンシュタウフェン家と同盟関係を築きます。
そのような背景もありアインリヒ6世の死後は弟のフィリップを支持しました。
1208年にフィリップが暗殺された後はハインリヒ6世の息子であるあるフリードリヒ2世を支持し、オットー4世を対立することになります。
十字軍にはそこまで熱心になることはなく、ローマ教皇との関係は良好とはいえませんでした。
内政では、父のルイ7世時から続いているノートルダム大聖堂の建設を受け継ぎ、パリ大学の創立に携わります。
その他にも城壁の建設、道路の整備などにも熱心に取り組んでいました。
このように外交、内政共に力を注いでいたことが見て取れます。
フィリップ2世の歴史⑤:ブーヴィーヌの戦い
1214年に領土を失ったジョン国王が神聖ローマ帝国の皇帝、オットー4世らと謀って、フィリップ2世と戦争を仕掛けます。
しかし、フィリップ2世率いるフランス軍が完勝します。
このことがきっかけ神聖ローマ帝国の皇帝、オットー4世は皇位を失い、ジョン国王は領土を回復することができなくなりました。
神聖ローマ帝国も大空位時代に突入し、少しずつ影響力が薄れていきます。
一方フィリップ2世はフランスの優位が確定し、ヨーロッパで最も強い国として、1世紀以上続きます。
アンティークコイン投資ブログ編集部
ブーヴィーヌの戦いによってイギリスとフランスの優劣が決定しました。
このあと、ジョン国王は国王の権力を制限するマグナ・カルタを制定します。
神聖ローマ帝国についてはこの記事で紹介しています。
是非参考にしてください。
ドイツのアンティークコインや金貨は何故種類が豊富なのか徹底解説
フィリップ2世の歴史⑥:晩年
フィリップ2世は外交や戦争だけではなく、内政にも力を入れていました。
特に都市開発、学校、司法の改革に力を入れていました。
都市開発では商業を中心に発展させ、官僚機構を確立することで、フランス王国の市民の帰属意識を高めることに成功します。
学校では領内に多くの学校を作り、パリ大学設立にも協力します。
また司法の改革によって、王政の支配関係を一新し、王室への上訴ができるようになりました。
フィリップ2世は1223年に崩御し、歴代のフランス国王が眠るサン=ドニ大聖堂に埋葬されます。
フィリップ2世の後継者としてルイ8世がフランス国王に即位します。
アンティークコイン投資ブログ編集部
崩御されたタイミングで尊厳王という尊称を与えられました。
今日でも多くの人々から支持されています。
フィリップ2世以外にも人気なフランスのアンティークコインの数々
フィリップ2世以外にも高い人気度を誇るフランスのアンティークコインは数多く存在します。
その中でも今回は3つ厳選してご紹介したいと思います。
- ルイ16世/マリーアントワネット 銅メダル
- ナポレオン3世”有冠” 100フラン金貨
- ヘラクレス 50フラン金貨 ピエフォー
ルイ16世/マリーアントワネット 銅メダル
出典:ユニバーサルコイン
表面にはルイ16世、裏面にはマリーアントワネットが描かれているアンティークコインです。
ルイ16世は、フランス革命時に処刑された王として有名ですよね。
フランス革命の犠牲になった中心人物でもあるために、現在においても様々な映画や漫画に描かれています。
ルイ16世が登場する代表作として「ベルサイユのばら」などの漫画が有名です。
最終的にはフランス革命で処刑されてしまいますが、アメリカ独立戦争でフランスの宿敵イギリスに勝利するなどといった成果も残しています。
フランスのアンティークコインの多くはナポレオンが使われているのに対し、ルイ16世やマリーアントワネットを題材としたアンティークコインは少ないです。
そのため希少性が見込めるアンティークコインとして注目されています。
現在では15万円で取引されています。
ナポレオン3世”有冠” 100フラン金貨
出典:ユニバーサルコイン
ナポレオン3世の横顔が描かれているアンティークコインです。
一般的にナポレオン金貨と言った場合、ナポレオンⅢ世の肖像を描いた20フラン金貨のことです。
ルイ・ナポレオンは、オランダ王のルイの息子として生まれます。
後に大統領に当選し、同年には皇帝に皇帝に即位しました。
ナポレオンⅢ世になると、コインデザインを変更し、その時に発行したのがこの20フラン金貨です。
ナポレオンⅢ世の肖像には、月桂冠を被ったもの・被っていないものがあります。
被っていない方が年代的に古く、被っている方が新しいです。
フランスコインに興味がある、ナポレオン戦争時代のフランスが好きだ、という方にはぴったりなコインと言えるでしょう。
1852年から1870年に、ナポレオン3世が大量の金貨を発行しました。
このアンティークコインもその1つで、当時の100フラン金貨に相当します。
大量に発行されたため希少性は低く、金と同等の価格で取引されていた過去があります。
しかし、ナポレオンに対する圧倒的な知名度と人気、そしてアンティークコイン市場の拡大に伴い、現在では60万円で取引されています。
ヘラクレス 50フラン金貨 ピエフォー
出典:ユニバーサルコイン
表面にヘラクレスと天使が描かれているアンティークコインです。
このアンティークコイン最大の特徴は直径41mm、重量約102gとかなり大きいことです。
1970年に5フラン白銅貨の発行が開始されたことを記念して作られた硬貨です。
そのため発行枚数も通常の貨幣と比べて少ないため、希少性も高いです。
特に1975年に発行されたヘラクレス 50フラン金貨 ピエフォーの枚数は74枚と極めて少ないです。
現在では60万円前後で取引されていますが、今後のアンティークコイン市場の状況によっては100万円での取引も期待できるアンティークコインです。
フランスコインが人気の理由
フィリップ2世のアンティークコインをはじめ、様々な人気コインがあるフランス。
近年フランスのアンティークコイン人気はますます高まってきています。
フランスのアンティークコインが人気の理由として暴騰したアンティークコインが少なく、芸術に関する信頼があることが挙げられます。
それらについて、詳しく解説していきます。
- フランスは古くから芸術を重んじる国
- イギリス、アメリカのアンティークコインは現在進行形で高騰している
- 中国のアンティークコインは贋作が多い
フランスコイン人気の理由① 芸術を重んじる国フランス
フランスと聞いて1番になにをに思い浮かべるでしょうか。
「ベルサイユ宮殿」「フランスパン」「ワイン」など様々なものを思い浮かべるでしょう。
どれもフランスを象徴するものに間違いありませんが、フランスは芸術に対して高い評価を受けています。
それはフランスの首都、パリを「芸術の都」と評することからも明らかです。
現在でも毎年春と秋に開催されるパリコレを見ても、世界中のファッション関係者が集まり、「芸術の都パリ」を継承しています。
またフランスには建築、彫刻、絵画、音楽、詩、舞台、映画、媒体芸術、マンガからなる、9つの芸術があると言われています。
ここからも芸術を重んじていることを伺うことができますね。
アンティークコインを芸術という観点から見た時にフランスコインはとても魅力的なのです。
フランスコイン人気の理由② 中国のアンティークコインは偽物が多い
欧州以外でアンティークコインに関して進展があった国はあります。
その国こそ中国です。
ものすご勢いで経済成長している中国では新たに多くの富裕層や資産家が誕生しています。
そんな中国でもアンティークコイン投資に新規参入する富裕層や資産家が増えてきている傾向があります。
しかし多くの中国人資産家や富裕層は外国のアンティークコインを購入しています。
なぜ自国である中国のアンティークコインを購入しないのでしょうか。
その理由として中国で販売されているアンティークコインは偽物が多いということが挙げられます。
偽物を回避する方法として、以下のような記事を書きました。
是非ご覧ください。
アンティークコインの偽物や詐欺にご注意!業者の評判口コミ解説
フランスコイン人気の理由③ イギリス、アメリカのアンティークコインは高騰している傾向がある
イギリスやアメリカには、ウナ&ライオン5ポンド金貨など有名なアンティークコインが多く存在します。
有名なコインが多いアメリカやイギリスですが、中には新規参入者には手が出せないぐらいに値段が高騰しているものもあります。
その一方で、フランスのアンティークコインには高騰して手が出せなくなったアンティークコインはそこまでありません。
そのため、次に高騰するアンティークコインはフランスのアンティークコインと思っている人々を中心に、人気が上がってきているのです。
フィリップ2世のアンティークコインを買うなら「アンティークコインタウン」がおすすめ!
フィリップ2世の歴史について説明しました。
フランスでもフィリップ2世を支持する人が多く、今のフランスを作った人として記憶されています。
フィリップ2世のアンティークコインを見てみたい、購入したいと思う人もいると思います。
そこでオンラインでアンティークコインを購入できる「アンティークコインタウン」について紹介します。
アンティークコイン投資ブログ編集部
アンティークコインタウンはフィリップ2世に限らず、様々な国のアンティークコインを取り扱っています。
- アンティークコインタウンとは
- アンティークコインタウンのポイント①:偽物のアンティークコインは存在しない
- アンティークコインタウンのポイント②:充実した検索機能
- アンティークコインタウンのポイント③:圧倒的に多い口コミや評判の声
- アンティークコインタウンのポイント④:公式LINEでお得な情報をゲットできる
アンティークコインタウンとは
アンティークコインタウンはイギリスやアメリカといったメジャーな国のアンティークコインに限らず、マケドニア、ギニアといったマイナーな国のアンティークコインも取り扱っているアンティークコイン専門店です。
取り扱っている年代も様々で、古代、中世、近世、近代、現代の5つにジャンル分けされており、欲しいアンティークコインをすぐに見つけられるようになっています。
価格帯も50万円以内のアンティークコインから1000万円以上のアンティークコインまで、幅広く扱っているので、自分のレベルにあったアンティークコインを購入することができます。
ビットコインで決済することも可能で、仮想通貨取引で儲けたお金を防衛するときに利用する専門店として人気があります。
会社名 | アンティークコインタウン |
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ロゴ | |
公式サイト | http://www.antiquecoin-town.com/ |
アンティークコインタウンのポイント①:偽物のアンティークコインは存在しない
アンティークコインタウンはオンラインで取引できるアンティークコイン専門店です。
それ故に偽物のアンティークコインを購入してしまうのではないかと心配する人も多いでしょう。
しかし、アンティークコインタウンでは偽物のアンティークコインを取り扱っていないと断言できる理由があります。
それは第三者鑑定機関最大手のPCGS社とNGC社による、鑑定済のアンティークコインしか取り扱っていないからです。
出典:アンティークコインタウン
第三者が鑑定し、真贋を確定して、本物のみを取り扱っているので安心してアンティークコインを購入することができます。
鑑定したことの証明として、スラブケースに入っているアンティークコインのみを取り扱っています。
スラブケースに入っているアンティークコインは以下のようになっています。
出典:ユニバーサルコイン
スラブケースとは、アンティークコインを保存するための透明なケースのことを指します。
鑑定済のアンティークコインはスラブケースに大切に保管され、簡単に開封できないように保存されます。
スラブケースには関係した会社名とアンティークコインの情報が書かれているので、スラブケースに入っているアンティークコインは少なくとも偽物の可能性がないと言えるでしょう。
アンティークコインタウンのポイント②:充実した検索機能
アンティークコインタウンには他のアンティークコイン専門店にはない検索機能が豊富にあります。
例えば国ごとの検索でもアフリカのアンティークコインを取り扱っていたり、グループ別検索では材質は鑑定会社まで細かくチェックできます。
特に鑑定会社による検索はアンティークコイン投資専門家になると必要になる人もいる検索方法で、この検索方法を導入しているアンティークコイン専門店はあまりありません。
出典:アンティークコインタウン
欲しいアンティークコインをすぐに見つけることができるような仕組みを作っていることがわかります。
アンティークコインタウンのポイント③:圧倒的に多い口コミや評判の声
アンティークコインタウンの利用者の声を見てみましょう。
多くの人々からの称賛の声やおすすめする声が集めっていることがわかります。
アンティークコインタウンと言ったら、なんといっても使いやすいアンティークコインの検索機能ですよね。
これにはいつもお世話になってますよ。
香川県男性
大阪府男性
アンティークコインタウンは偽物の心配がないから大変助かります。
オンラインだからって心配してたけどこれからはここを利用しようと思います。
フィリップ2世のアンティークコインが欲しかったのでここを利用しました。
今後もここを利用するでしょう。
福岡県女性
アンティークコインタウンのポイント④:公式LINEでお得な情報をゲットできる
アンティークコインタウンの公式LINEに登録をするとアンティークコインに関するお得な情報をゲットすることができます。
- アンティークコインで勝つ方法がわかる
- アンティークコイン投資のリスクがわかる
- 値上がりしたアンティークコインの情報を入手できる
アンティークコインで勝つ方法
アンティークコイン投資で気をつけなければいけないことは、「偽物を購入しないこと」「いますぐ即金性のある投資ではない」の2点です。
アンティークコインは、偽物のコインも存在します。また厄介なことに、年々偽物のコインの質が上がっていることも事実です。
実物を実際に見て購入できれば一番ベストですが、アンティークコインはネットでも購入がほとんどです。
そのため、偽物を購入してしまうリスクがあります。
このようなリスクを避けるためにも、実績があり安心して購入できるお店を選ぶ必要があるのです。
アンティークコインタウンは世界最大の鑑定機関である「NGC」「PCGS」に8年間で1000枚以上の売買実績があります。
「NGC」や「PCGS」で認められたコインは、本物且つ最高品質であることを証明できます。その上でこの最高峰の鑑定機関に認定された専門家として日々取引を行っています。
アンティークコイン投資のリスク
ここまでアンティークコインのメリットを紹介してきましたが、もちろんリスクもあります。
アンティークコイン投資のリスクは、「価格変動」「大量発掘」「盗難・紛失」「偽造」の4つです。
- 価格変動
- 大量発掘
- 盗難・紛失
- 偽造
アンティークコイン投資のリスク①:価格変動
アンティークコインは価値が下がりにくい現物資産ですが、価格変動することが全く無いという保証はありません。
その時の経済状況によって、買った時より安くなってしまったり、価値がなかなか上がらない、なんてケースもあります。
アンティークコイン投資のリスク②:大量発掘
今は、数が少なく希少価値があるアンティークコインでも、今後大量に発掘される可能性もあります。
流通量が増えた場合、一気に価値が下がってしまうというリスクもあります。
アンティークコイン投資のリスク③:盗難・紛失
家に強盗が入った場合、盗難に遭う可能性もあります。
万が一のことも考えて、アンティークコインはできる限り目立たない場所に保管することが得策でしょう。
アンティークコイン投資のリスク④:偽造
厄介なことに近年アンティークコインの偽物も登場しています。
購入する際には、できる限りアンティークコインのプロがいて、信頼できるところを選びましょう。
値上がりしたアンティークコインとは?
アンティークコインを最近知った人の中には「アンティークコインってどのくらいの価値があるの?」と気になる人もいると思います。
一般的にアンティークコインの価値は、流通しているコインの希少性と歴史に比例します。
高値で取引をされているコインが多くありますが、中でも「1908年 オーストラリア100コロナ金貨 通称「雲上の女神」」の例をご紹介します。
出典:野崎コイン
このアンティークコインは、オーストラリア皇帝フランツ・ヨーゼフが皇位60周年を記念して作り出されたものです。
2010年と2016年の6年で取引されたオークション価格を比較しました。
2010年のオークションでは、6325ドル(日本円で約70万円)で取引されていました。
同じコインが2016年には、47,000ドル(日本円で約510万円)で取引されたのです。
その差額は、450万円で投資金額の7倍です。
6年で7倍ですので、年率も116%も利回りを上げ続けています。
アンティークコインが数倍の価値を生む投資対象であることが分かります。
フィリップ2世アンティークコインまとめ
いかがでしたか。
この記事を通じてフィリップ2世について学ぶことができたのではないかと思います。
また、アンティークコインについても少し詳しくなったと思います。
もしフランスのアンティークコインについて興味が出てきたら、是非この記事を利用してください。
アンティークコインで今最も注目を浴びているフランスを徹底解説
- フィリップ2世は尊厳王という尊称を持つ
- フィリップ2世はフランス国内でも高い人気がある
- フィリップ2世のアンティークコインを買うならアンティークコインタウン